読書感想文
今週のお題「読書感想文」
子供の頃、読書感想文が得意だった。
それは型が決まっていて、
どう書いたら「ちゃんとした感想文」と認めてもらえるか、
なんとなく気付いてたからだと思う。
私もそれに沿って書いて、原稿用紙を埋めたことに満足していた。
その一方で、人の書いた感想文を読むのはつまんないなーと思っていた。(ひどい)
賞をとった作文は読みやすいけど、真っ当すぎる感想が書いてある気がした。
今年に入り、また本をよく読むようになった。
本を選ぶきっかけの一つに、「読書メーター」がある。
自分の読書量や感想を記録できて、ほかの人の感想も読めるというサイト。
専門家のような書評もあれば、思いついた感想をぽつぽつと書いたものもあり、
同じものを読んでも、ものの見方はこんなにも多様なんだと気付いた。
私が恋愛ものなのかなと読んでいたものが、サスペンスやホラーだと捉えられていたり。
感想は読んだ人の数だけあって、どれが正しい解釈というのは無いのだと思う。
自由な感想を読んで、たくさんいい本に出会いたい。