かけら
このブログがだんだん自分のひらめきを集めたものになっている。
忘れたくないもの、集合体。
先日、学生時代の友達に久しぶりに会った。
卒業から会っていなかった子もいて、同窓会のような雰囲気だった。
みんなである1人に思いを馳せて、手を合わせた。
私から見た彼はおとなしくて、職人のような人だった。
普段話す機会は多くなかったけど、
飲み会になると酒好きが共通してか、よく近くで飲んでいたように思う。
ある人から見た彼はやんちゃな人で、
ある人から見た彼は自分の意見をしっかり持っていて、
ある人から見た彼はアイデアをもって職場を変えていけるような人だった。
みんなの思い出を繋ぎ合わせたら、
彼が鮮明に浮かびあってきたような気がした。
同時に、私が知っていた彼は、そのひとかけらでしかなくて、
まだまだ知らない面があったんだと思った。
近くにいると、その人のことを全て知ったような気になることがあるけど、
思い上がりなのかもしれない。
みんなでかけらを持ち寄れば、また彼に会えるような気がする。
彼の話をしたくなったら声をかけてください、
と友達が家族に声をかけていて、とてもいいなと思った。